<服部誠太郎>初めて県職員出身の知事誕生@福岡県
4月
12日
<服部誠太郎>氏は、肺腺がんで入院中の<小川洋>氏が2月22日に辞表を提出したことを受け、「小川県政を継承する」として立候補を表明。県職員や副知事として県行政に44年間携わってきた実績を強調し、争点となった新型コロナウイルス対策では、入院病床の増床やワクチン接種の円滑な実施などを訴えました。
2019年の前回知事選で分裂した自民党は、今回も一部の国会議員に元国土交通省局長を推す動きもありましたが、<服部誠太郎>氏に一本化。立憲民主党や公明党など与野党相乗りとなり、連合福岡や県農政連など各種団体からも幅広く支援を受けました。
<服部誠太郎>氏は北九州市小倉北区出身で、中央大卒業後の1977年に県庁入り。官僚ポストだった財政課長に生え抜き職員として初めて起用され、総務部次長や福祉労働部長を歴任しています。2011年から副知事を約9年半務め、<小川洋>氏が今年1月に入院した後は知事職務代理者を務めてきました。