大麻の使用を合法化@米ニューヨーク州
3月
30日
法案が可決すれば、ニューヨークは米国で14州とコロンビア特別区に続き、娯楽用大麻の使用を認める州となります。同州議会の両院では<クオモ>知事が所属する民主党が大多数を占めています。
知事室の発表によりますと、合法化により、年間3億5000万ドル(約380億円)の税収増、数万件の雇用増が見込めるとか。法案は21歳以上の成人による大麻の購入のほか、個人消費目的での自宅での大麻栽培を許可。税収の一部を薬物治療と教育に充てることを計画しています。
<クオモ>知事は声明で「成人用大麻の合法化は、雇用を創出し経済的利益をもたらす新たな市場を作るということだけではない。過去に不当に罰せられてきた人が利益を得る機会を確保し、長く疎外されてきたコミュニティーへの正義ということでもある」と述べています。