16日、先週4日連続でダウ工業株30種平均株価の最高値を更新していました、ニューヨーク株式市場は、前日比52ドル18セント安の3万2901ドル28セントで取り引きが動き出しました。
その後も前日比割れの中で反落と押し目買いの小幅な動きで、終わり値は前日比127ドル51セント(0.39%)安の3万2825ドル95セントで取り引きを終えています。
市場は今日から始まる米FOMC(米連邦公開市場委員会)に注目しています。1.9兆ドル(200兆円)の追加経済対策も決まり、ワクチン展開も今後の拡大が期待されています。そのような中で市場ではインフレ期待から米国債利回りが急上昇しており、先週の米10年債は1.64%まで一時上昇しました。
米FOMC(米連邦公開市場委員会)が16~17日、日本時間の18日未明には声明や、今後の景気見通しなどが発表されることになっています。記者会見するFRB(連邦準備理事会)の<パウエル>議長が、このところの長期金利の上昇を受けてどのような発言をするかに市場の注目が集まっていて、こうしたイベントを控え、小幅な値動きとなり利益確定として模様眺め体制で引けた感じです。
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