終値3万0292円19銭@日経平均株価
2月
17日
前日 16日に「3万0467円75銭」 と約30年半ぶりの高値水準まで急上昇したことで警戒感が強まりました。米金利の上昇への懸念も広がり、短期筋による利益確定の売りが膨らんだようです。
日経平均は今週に入り前日までに900円超上げており、スピード調整による売りが優勢となりました。米長期金利が1.3%と約1年ぶりの高水準まで上昇し、株式益回りの魅力が相対的に下がったことも株売りを促したようですが、売り一辺倒にはなりませんでした。新型コロナウイルスのワクチン接種が世界で広がり、国内でも本日より始まっています。米景気刺激策の早期成立への期待感も働き、景気回復期待が根強いようです。
急上昇の流れに乗れず、買いそびれた投資家による押し目買いが入り、日経平均は一時、69円安まで下げ渋っています。ここしばらくは、3万超えを維持できるか否かが注目になりそうです。