<ナンシー・ペロシ>下院議長(民主党)
<トランプ>米大統領(共和党)の支持者らによる連邦議会議事堂襲撃事件を受け、<ナンシー・ペロシ>下院議長(民主党)は10日、早ければ11日にも<ペンス>副大統領に対し合衆国憲法修正25条の規定に基づく<トランプ>解任を求める決議を行い、決議後24時間以内に履行されなければ弾劾訴追手続きに入ると最後通告しています。
修正25条は、副大統領と閣僚の過半数が大統領を職務遂行不可能とみなして罷免する際の手続きを定めています。下院の決議案は<ペンス>副大統領と閣僚らに対し、その発動を要請する内容。<ペンス>氏は24時間以内に回答するよう求められます。<ペロシ>氏は民主党議員らへの書簡で、11日午前に全会一致による採択を試みるとの方針を示しています。
ただし共和党議員の反対が予想されるため、全会一致が実現する可能性は低いと思われます。その場合、同決議案は12日に本会議で採決にかけられます。
<トランプ>が米大統領として史上初の2度目の弾劾訴追を受ける可能性が強まっています。決議案は、議事堂襲撃をあおり、平和的な権力移行を妨害してきた<トランプ>に大統領としての職務遂行能力がないと指摘しています。
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