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『ストックホルム・ケース』@<ロバート・バドロー>監督

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誘拐・監禁事件の被害者が犯人と長い時間をともにすることで、犯人に対し連帯感や好意的な感情を抱いてしまう状態を示す心理学用語「ストックホルム症候群」の語源になった事件を題材に、イーサン・ホーク主演で描く 『ストックホルム・ケース』 が、2020年11月6日より全国で公開されます。

何をやっても上手くいかない悪党の「ラース」は、自由の国アメリカに逃れるためストックホルムの銀行に強盗に入ります。「ビアンカ」という女性を含む3人を人質に取り、刑務所に収監されていた仲間の「グンナー」を釈放させることに成功した「ラース」は、続けて人質と交換に金と逃走車を要求します。

しかし、警察が彼らを銀行の中に封じ込める作戦に出たことで事態は長期化。次第に犯人と人質の関係だった「ラース」と「ビアンカ」たちの間に、不思議な共感が芽生え始めていきます。

映画の題材となったのは、1973年にスウェーデンのストックホルムで起こったノルマルム広場強盗事件です。

監督は、<イーサン・ホーク>が伝説のトランペット奏者<チェット・ベイカー>を演じた 『ブルーに生まれついて』 (2015年)の<ロバート・バドロー>。犯罪仲間の「グンナー」役に  『キングスマン』 (2014年・監督: マシュー・ヴォーン)シリーズの<マーク・ストロング>、人質となる「ビアンカ」に『ミレニアム』シリーズの<ノオミ・ラパス>が扮しています。

2018年製作/92分/G/カナダ・スウェーデン合作
#ブログ #映画

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