映画『ソナチネ』(1993年・監督: ビートたけし)など、名脇役として数多くの映画やドラマで活躍した俳優の<大杉漣>(本名:孝)さんが21日午前3時53分、急性心不全で亡くなられています。66歳でした。
テレビ東京によりますと、20日は同局系ドラマ「バイプレイヤーズ」の撮影に参加。午後9時に撮影を終え、共演者らと食事に行き、ホテルの部屋に戻った後で腹痛を訴えたといいます。その後、タクシーで救急病院に搬送され、病院で死去とのことです。
1951年(昭和26年9月27日)生まれ。徳島県出身。1974年(昭和49年)、劇団「転形劇場」に入団。平成5年、<北野武>監督の映画『ソナチネ』で暴力団幹部の役をオーディションで射止め、独特の存在感で注目されました。
以後、『HANA-BI』(1997年) ・ 『アウトレイジ 最終章』 (2017年)などに出演し、<北野武>作品に欠かせない俳優に成長。近年は、映画 『シン・ゴジラ』 (2016年・監督: 庵野秀明、 樋口真嗣)、テレビドラマ『銭の戦争』、バラエティー番組『ぐるぐるナインティナイン』など幅広く出演していました。
1999年(平成11年)に『HANA-BI』で、日本アカデミー賞優秀助演男優賞を受賞しています。
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