<カズオ・イシグロ>@『クララとお日さま』映画化決定
8月
12日
米『Deadline』によれば、米ソニー・ピクチャーズと出版社ハーパーコリンズの合弁事業である、エリザベス・ガブラーの製作会社3000ピクチャーズが原作の権利を獲得しています。『ハリー・ポッター』シリーズの<デビッド・ハイマン>がプロデュースします。
日本では、2021年3月に早川書房より刊行予定の原作は、並外れた観察眼を持つ「人工フレンド(Artificial Friend)」の「クララ」が主人公。人工知能(AI)を搭載したロボットである「クララ」は、店を訪れる客や通りを歩く人々を眺めながら、いつか誰かが自分を購入してくれると期待していました。ついに、「クララ」はある少女の家族と住むことになりますが、実は一家には秘密があったという物語です。
<カズオ・イシグロ>の小説はこれまでに、アンソニー・ホプキンス主演の『日の名残り』(1993年・監督:ジェームズ・アイボリー)、 『わたしを離さないで』 (2010年監督:マーク・ロマネク監督)が映画化されています。