『ポネット』@<ジャック・ドワイヨン>監督
6月
24日
主役「ポネット」を演じた<ビクトワール・ティビゾル>が、4歳という史上最年少の年齢でベネチア国際映画祭主演女優賞を受賞したヒューマンドラマです。
交通事故で母を亡くした4歳の少女「ポネット」は、突然の出来事にその事実を受け入れることができません。叔母の家に預けられ新たな生活が始まる中、ひたすら母の帰りを信じて祈り続けます。周囲の大人たちはそんな「ポネット」に「死」の概念を教えようとしますが、彼女はますます自分の世界に閉じこもっていくのでした。
1996年に製作され、日本では1997年11月15日に初公開されています。Bunkamuraル・シネマで32週にわたってロングラン上映されるなど、ミニシアター映画として大ヒットを記録した作品です。
ポネットの母を『主婦マリーがしたこと』(1988年・監督:クロード・シャブロル)の<マリー・トランティニャン>、父を監督としても活躍する<グザビエ・ボーボ>が演じています。