<ホイットニー・ヒューストン>の伝記映画@『I Wanna Dance With Somebody(原題)』
5月
10日
映画は<ホイットニー・ヒューストン>の遺産管理団体「ザ・ホイットニー・ヒューストン・エステート」と音楽出版社「プライマリー・ウェーブ」、グラミー賞プロデューサーの<クライブ・デイビス>が製作。『The Photograph』(2020年・日本未公開)の<ステラ・メギー>と監督の交渉中だといいます。
大ヒット映画 『ボヘミアン・ラプソディ』 をはじめ、『2人のローマ教皇』 ・ 『ウィンストン・チャーチル ヒトラーから世界を救った男』 ・ 『博士と彼女のセオリー』 などの伝記映画で知られる、アカデミー賞ノミネート脚本家の<アンソニー・マッカーテン>が脚本、プロデュースを手がけます。
<クライブ・デイビス>は、当時19歳だった<ホイットニー・ヒューストン>の才能を見抜き、デビューからキャリアを支えた人物です。2019年4月に<クライブ・デイビス>が<アンソニー・マッカーテン>に伝記映画の話を持ちかけ、エステートの承諾のもと企画を練ってきました。<ヒューストン>役を演じる女優は現在のところ未定だとか。
<ホイットニー・ヒューストン>は1980~90年代、圧倒的な歌唱力とパワフルな存在感で米ポップス界を席巻。ヒロイン役を務め、自ら歌ったテーマソングが大ヒットとなった映画『ボディガード(1992)』(1992年・監督: ミック・ジャクソン)の成功や、歌手<ボビー・ブラウン>との結婚で幸せの絶頂を極めましたが、やがてメディアに夫婦のDV問題や薬物依存を取り沙汰されるようになり、48歳という若さでホテルの浴槽で不慮の死を遂げました。グラミー賞6冠、ビルボードミュージックアワード16冠、アメリカンミュージックアワード22冠、エミー賞2冠の彼女は、今年初めに「ロックの殿堂」入りを果たしています。