ハサミムシ(鋏虫、蠼螋)は、尾部にはさみ状の器官を持つハサミムシ目(革翅目)の昆虫の総称です。「ハサミムシ」は世界で1930種類以上、日本では40種類確認されているそうです。
庭などの石ころをひっくり返すと必ず見つけられた昆虫ですが、ここ最近は見かけなくなっていました。素早く動き回りますので、何とか写し撮ることが出来ましたが、細かい細部の確認まではできなくて種の同定までには至りませんでしたので、「ハサミムシ」としています。
ハサミムシ目の昆虫は、尾端に可動する角質の鋏を持っており、これがその名前の由来になっています。これは直翅目やゴキブリ目に顕著に見られる尾毛が発達したもので、捕食、天敵からの防衛、同種間及び異種間の闘争に使用されます。
写真の「ハサミムシ」の鋏は直線的ですので、雌の個体でなないかなと考えられます。
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