<千葉康由>大賞を受賞@「世界報道写真」コンテスト
4月
19日
<千葉>氏の写真は昨年、スーダンで発生した民政移管を求める民衆蜂起で撮影されました。審査員らはこの写真について、希望を象徴するものと評価。若者と芸術の力を表現しつつ、写真自体に「詩的」な質が備わっていると評しています。
<千葉>氏はAFPに対し、「この瞬間は、私が滞在中に遭遇した中で唯一の平穏な集団抗議で、革命を起こそうとする人々のくじかれることのない結束に心を打たれた」と説明。受賞作は「人々がこの情熱を今でも内に秘めていることを示していて、私もその一部であるように感じた。人々の強い意志がそこにあり、それは暴力によってはかき消せないのだということを目にした」と語っています。
現在、ケニアの首都ナイロビに駐在する<千葉>氏はさらに、一般ニュース/シングル部門でも受賞。AFPからはこのほか、香港のデモ隊を撮影した<ニコラ・アスフーリ>氏が一般ニュース/ストーリー部門で受賞しています。