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- 今年の読書(25)『高峰秀子 おしゃれの流儀』斎藤明美(筑摩書房)
故<高峰秀子>(1924年3月27日~2010年12月28日)と、2009年、映画監督<松山善三>(1925年4月3日~2016年8月27日)・<高峰秀子>夫妻の養女となる作家<斎藤明美>による『高峰秀子 おしゃれの流儀』です
戦後日本初の国産カラー映画『カルメン故郷に帰る』(1951年・監督:木下恵介)や『二十四の瞳』(1954年・監督:木下恵介)・『浮雲』(1955年・監督:成瀬 巳喜男)など多くの映画に出演し、『巴里ひとりある記』(1953年・映画世界社)を初の著書として文筆家としても活躍した<高峰秀子>です。
没後10年を機に発行される本書では、彼女のクローゼットに残された着物、手袋、靴、ドレス、そして鏡台や愛車といった愛用品の数々が新たに撮り下ろされ、在りし日の写真とともに紹介されています。
巻末には、<高峰秀子>が手がけたおしゃれに関するエッセイ16編が収められています。
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