神戸：ファルコンの散歩メモ

困難な状況に置かれながらもラップで成功を収めようと奮闘する女性を描き、サンダンス映画祭で話題を集めた青春音楽ドラマ『パティ・ケイク＄』が、２０１８年４月２７日より全国で公開されます。

ニュージャージーで飲んだくれの母や車椅子の祖母と３人で暮らす２３歳の「パティ」は、憧れのラップ歌手Ｏ－Ｚのように音楽で成功して地元から抜け出すことを夢見ていました。しかし現実は金も仕事もなく、周囲からは見た目を嘲笑されるつらい日々を送っています。

ある日、駐車場で行われていたフリースタイルラップバトルに参加した彼女は、渾身のライムで対戦相手を破り、諦めかけていた夢に再び挑戦するべく立ち上がります。そんな彼女のもとに、正式なオーディションに出場するチャンスが舞い込んできます。

『シークレット・デイ』　（２０１４年・監督：エイミー・バーグ）の「アリス」役の＜ダニエル・マクドナルド＞が主演を務め、本作のためにラップを猛特訓。母親役を『エイミー、エイミー、エイミー！こじらせシングルライフの抜け出し方』（２０１５年・監督： ジャド・アパトー）の＜ブリジット・エバレット＞、祖母役を『レイジング・ブル』「１９８０年・監督：マーティン・スコセッシ）の＜キャシー・モリアーティ＞が演じています。

本作が長編デビューとなる新鋭＜ジェレミー・ジャスパー＞が監督・脚本のほか劇中音楽も全て手がけています。