有人宇宙船「ドラゴン」の最終安全試験に成功@スペースX社
1月
21日
19日午前にフロリダ州で行われた安全試験は、宇宙船を載せたロケットに異常が生じたと想定し、緊急脱出できるかを確認しています。無人の「ドラゴン」はロケットから打ち上げ直後に切り離され、パラシュートを開いて大西洋沖に着水しました。
NASAは「今回の試験で、米国の宇宙飛行士を米国のロケットで再び打ち上げる準備が整った」とコメントしています。
米国では現在、飛行士を国際宇宙ステーション(ISS)に送る手段がロシアの宇宙船「ソユーズ」だけで、NASAは同社とボーイングの2社に有人宇宙船の開発を委託しています。ボーイング社の 新型宇宙船「スターライナー」 は昨年12月20日の無人試験で、軌道投入に失敗しています。