<グーグルロゴ>(161)「2019年大晦日」
12月
31日
旧暦が利用されていた頃は、「みそ」は「三十」の意味であり、「みそか」は「30日」という意味で、毎月の最終日を表す言葉として使われ、「みそか」のうち、年内で最後の晦日を「大晦日」と呼んでいました。
グレゴリオ暦(新暦)では「12月31日」がその日にあたり、日本では、「年越し蕎麦」や「除夜の鐘」の風習があります。ちなみに、英語圏では新年の前日は「New Year's Eve」といいます。
また、カトリック教会では「12月31日」は4世紀前半に在位したローマ教皇「シルウェステル1世:Silvester」の記念日に定められています。
そのため、ヨーロッパを中心に「12月31日」を「Silvester:ジルベスター」と呼んでいる地域もあります。
スペイン語では「Nochevieja」、これは「年老いた夜」という意味です。1年の最後を「年老いた」と表現するのもユーモアが感じられます。
長い人類の歴史の中で、1年の最終日は、それぞれ意味がありそうです。