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- 蜂に擬態する蛾「クロビロードスカシバ」@森県立郷土館
青森県立郷土館で展示中の「クロビロードスカシバ」の標本(画像:青森県立郷土館)
10月に新種登録された、蜂に擬態する蛾の一種「クロビロードスカシバ」の標本が、青森県立郷土館(青森市)で展示中です。
同じくチョウ目(鱗翅目)スカシバ科スカシバ亜科に分類されています 【コスカシバ】 も、蜂に似せた黄色の横縞模様の擬態をしています。
同種の発見例は日本しかなく、希少性が高いといいます。発見者で、日本鱗翅学会所属の同県弘前市の<工藤忠>さんは「自然界の不思議を感じてほしい」と話されています。標本の観覧は無料。12月26日まで。
「クロビロードスカシバ」(和名)は、羽を広げた際の横幅が約3センチ。ハチに似た「透かし羽」に加え、胴体の黒と黄のしま模様が特徴です。擬態は、鳥などの天敵から身を守るためとされています。
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