中国の映画賞、「第28回金鶏百花映画祭」の授賞式が中国・廈門(アモイ)で11月23日に行われています。
2018年と2019年に発表された中国映画を対象に授与される同賞。最優秀作品賞には<呉 京(ウー・ジン)>(45)主演のSF大作『流転の地球』が選ばれています。地球滅亡の危機を回避すべく、名もなきヒーローたちが壮絶な戦いに身を投じるさまを描いた同作はNetflixで配信中です。
最優秀監督賞は『オペレーション:レッド・シー』の<林超賢(ダンテ・ラム)>(55)が受賞しました。同作は中国で興行収入約600億円、歴代興行収入第2位を記録したミリタリーアクションです。2018年の大衆電影百花奨で5部門を制するなど、数々の映画賞に輝やきました。
最優秀主演男優賞と最優秀主演女優賞には『地久天長(原題)』の<王景春(ワン・ジンチュン)>と<咏梅(ヨン・メイ)>がそれぞれ選出されています。2人は第69回ベルリン国際映画祭でも最優秀男優賞および女優賞をそろって獲得しています。
最優秀助演男優賞は『古田軍号(原題)』の<王志飛(ワン・ジーフェイ)>(54)、『送我上青云(原題)』は<呉玉芳(ウー・ユーファン)>が受賞しています。2018年の中国年間興行収入3位にランクインした話題作『ニセ薬じゃない!』の<ウェン・ムーイエ>(34)は最優秀新人監督賞を手にしました。
日本が関わった作品としては、<染谷将太>(27)や<松坂慶子>(67)らが出演した<陳 凱歌(チェン・カイコー)>監督(67)の日中合作『空海-KU-KAI- 美しき王妃の謎』が最優秀撮影賞と最優秀美術賞をダブル受賞。前日に授賞式が行われた外国語映画部門では、<笑福亭鶴瓶>(67)が主演した 『閉鎖病棟ーそれぞれの朝ー』 (平山秀幸監督)が最優秀作品賞と最優秀男優賞を獲得しています。
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