<柄井川柳>「画像:国書刊行会『誹風柳樽全集』(1924)」
創始者の<柄井川柳(からいせんりゅう)>(享保3年(1718年)~寛政2年9月23日(1790年10月30日)))に由来する「川柳」は、江戸時代中期に俳諧を源にして始まった五・七・五からなる定型詩です。季語などの制約がなく、口語を主体として、人情や風俗、世相を機知や風刺などをきかして表現するのが特色。
本日8月25日は、「即席ラーメン記念日」 ですが、<柄井川柳>が初めて川柳の興行を行った日にちなんで制定された「川柳の日」でもあります。
近年は公募川柳がブーム。火付け役となった「サラリーマン川柳」をはじめ「シティーOL川柳」(サンケイリビング新聞社・シティーリビング)・「シルバー川柳」(全国有料老人ホーム協会)など、数えればきりがないほどの公募川柳で賑わっています。
「木枯らしや 跡で芽をふけ川柳(かわやなぎ)」は<柄井川柳>の辞世の句ですが、木枯らしのように世を去るが、後世に自分の仕事が芽をふいてほしいという願いはかなっているようです。
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