『天気の子』@インドでの公開が決定
8月
11日
日本では、7月19日に全国359館448スクリーンで公開され、18日間で観客動員440万人、興行収入60億円を突破する大ヒットを記録。海外に目を向けると、公開前から世界140の国と地域での配給が決まっていたほか、第44回トロント国際映画祭への出品が発表されています。
インドでは、<新海>監督の前作 「君の名は。」 も人気があり、今年4月にオンライン上で『天気の子』のインド公開を求める署名活動が起こり、約5万人のファンが賛同し署名しました。その声が<新海>監督や東宝の海外配給担当、インドの配給会社(Vkaao)や興行会社(PVR Cinemas)の耳に届き、公開へとなりました。
そもそも、インド・ムンバイのインド映画産業全般につけられた俗称「ボリウッド」という言葉が生まれるほど、映画大国のインド。しかし、大人が映画館でアニメを見る文化は無く、劇場でオリジナルアニメ映画が公開されることは極めて異例なことです。さらに、インドで一般公開された日本の作品は、過去にカンヌ国際映画祭でパルムドールを受賞した 『万引き家族』 と、FOXが配給する『ドラゴンボール超 ブロリー』の2作品のみだとか。
なお、8月8日から公開されている香港では、初日の観客動員数1位を記録したと、東宝が発表しています。今後もインドネシアで8月21日、オーストラリアで8月22日、ベトナムで8月30日、シンガポールと台湾で9月12日、韓国で10月、ロシアで10月31日、タイで11月7日に封切られる予定です。