直径約130メートルの小惑星が25日に地球の近くを通過していたことが29日分かっています。
地球に衝突する恐れがある天体を監視する研究者らの団体、日本スペースガード協会によると、もし地球に衝突していれば東京都と同規模の範囲を壊滅させるほどの大きさでした。通過前日の24日に初めて見つかり、関係者を驚かせました。
米紙ワシントン・ポストによりますと時速8万6千キロで通過するのを、ブラジルのソニア天文台で天文学者らが発見しました。国際天文学連合によると、「2019OK」と名付けられたこの小惑星は、地球から約7万2千キロ離れた場所を通過。月との距離の5分の1ほどで、天文学的にはニアミスでした。
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