<安部裕葵>バルセロナへ完全移籍@鹿島アントラーズ
7月
13日
<安部>はセグンダ2部B(3部)で戦う「バルセロナB」でプレーを開始、Bチーム所属選手の中からトップチームへ引き上げられるのは一部選手のみであり、厳しい競争を勝ち抜かなければなりませんが、少なくともその競争のスタート地点には立つことになります。
バルサのトップチームでプレーしたアジア出身の選手は、現在でもクラブ史上最年少記録である15歳4ヶ月18日でデビュー、1927年に引退した「レジェンド」<パウリノ・アルカンタラ>氏以来存在しません。
バルサでは1912~16年と1918~1927年の通算13年間プレーし、公式戦と親善試合を合わせて通算369ゴールを記録。これは2014年に<リオネル・メッシ>に抜かれるまでクラブ最多記録でした。バルサの歴史上最初のスター選手とも、欧州で成功した最初のアジア出身選手とも言われています。
一方近年のバルサBでは、2015/16シーズンに韓国のMF<イ・スンウ>とMF<ペク・スンホ>がデビューしています。しかし、前者はその1試合の出場のみでイタリアのヴェローナへ移籍し、後者も翌年もう1試合に出場したのみでジローナへ移籍。期待されていたトップチーム昇格はなりませんでした。