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- ファルコン植物記(2020-3)「スイカ」【紅まくら】
リハビリに出向いています施設の中庭で始まりました「スイカ」栽培。前回報告 から3週間ほど間が空きましたが、直径8センチばかりの実が成長しています。順調にいけば8月上旬には収穫できそうです。
小さいながらも、縞模様がきれいに入っています。この「スイカ」の縞模様は、果実を目立たせて鳥に見つかりやすくするための模様です。「スイカ」の原産地はアフリカの砂漠地帯。雨があまり降らないために、遠い新天地に種子を分散させたほうが「スイカ」という種の保存のためには有利になります。そのため、鳥のいる上空からでも果実が見つけやすいように、「スイカ」には縞模様ができたと考えられています。
また、スイカの果実は90パーセントが水分になっています。水が不足しがちな砂漠地帯で、この豊富な水分は鳥にとっても大きな魅力。この水分も鳥を呼び寄せるために「スイカ」が発達させてきた特性だとされています。
ちなみにスイカの種は縞模様の下に集中していますで、このの部分を避けて包丁を入れると、断面に種が出てこないので見た目がきれいに切り分けられます。
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