< 脚を束ね死んだふりの「擬死」の様子 >
補虫のための網を作製しているクモ目 コガネグモ科ヒメオニグモ属の【イエオニグモ】と遭遇しました。
空を背景としていますので、胴体の部分は逆光で分かりにくいのですが、身近なオニグモ類のひとつで。人家に多く、よく軒下などで見かけます。体長は雌で8~12mm、雄は4~5mm程度のオニグモで、目立った特徴はあまりありません。ただし同じようなオニクモとして似たようなものは「オオヒメグモ」か「ズグロオニグモ」ぐらいですので、 体形の特徴から同定できます。
垂直かそれに近い円網を張ります。昼間は網をたたみ、糸で作った小さなシートの中央のくぼみのようになったところにいることが多く、夕方に網を張り、出来た網は次の網を張る寸前にたたむ習性があります。
あまり文献的に見付けられませんが、観察していますと、どうやら危険を察知すると「擬死」の動作を取るようです。
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