「カメムシ」の病害虫発生予察注意報@兵庫県立農林水産技術総合センター
6月
13日
県病害虫防除所によりますと、6~9月の大量発生が予測され、淡路島を除く県内全域のナシ、モモ、カキの生産者に、見回りの強化や早めの袋掛けを促すとともに、発生や被害を確認した場合、すぐに薬剤で防除するよう呼び掛けています。
県病害虫防除所は毎年初夏に誘引剤を使った「カメムシ」の捕獲調査を行っています。県内では隔年で発生量が増減し、今年は少ない「裏年」に当たるにもかかわらず、4~5月の捕獲数は542匹と、裏年の過去5年分平均の約13倍、多い「表年」と比べても約1・6倍になっています。県立北部農業技術センター(朝来市)での調査でも同様に多かったそうです。