将棋の<羽生善治竜王>(48)は21日、東京都渋谷区の将棋会館で始まった第77期名人戦A級順位戦で、<阿久津主税八段>(36)を相手に公式戦通算2千対局目を迎えました。史上7人目で、プロ入りから最速の32年11カ月、最年少の48歳1カ月での到達になります。
ここまでの勝率は7割9厘(1416勝581敗2持将棋)で、同日の対局の勝敗に関係なく最高の勝率となります。
日本将棋連盟によると、これまで2千対局の最速、最年少は<谷川浩司九段>(56)の37年8カ月、52歳4カ月で、最高勝率は故<大山康晴15世名人>の6割6分4厘でした。
<羽生竜王>は1985年に中学生の15歳でプロ入り。1996年に初の全七冠(竜王、名人、王位、王座、棋王、王将、棋聖)を独占。2017年に初の永世七冠を達成し、2018年2月に国民栄誉賞を受賞しています。
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