小惑星「リュウグウ」(8)の地名@宇宙航空研究開発機構
11月
9日
提案では、「リュウグウ」の南極側にある巨大な岩を「おとひめ」としたほか、「きんたろう」「ももたろう」なども挙がっているとか。<吉川>さんによると、地名は論文などで言及する科学的に価値のある場所について付けることができ、IAUが提案をもとに正式決定します。
最近の作品から引用すると著作権などの問題が生じるため、昔話や古い童話が中心になっているとのことです。プロジェクトチームの海外のメンバーにも検討を依頼した結果、「ピーターパン」という地名も提案されているとか。
一方、「おとひめ」については、すでに金星に同じ地名があるため、IAUと議論になっているとのことです。<吉川>さんは記者会見で「小惑星の名前が「リュウグウ」なので、竜宮城に住む乙姫様はいてほしいと思っている。現在もIAUと議論中だが、「おとひめ」が難しい場合は「おとひめさま」も検討したい」としています。正式決定は3カ月~半年程度かかる見通しだそうです。