小惑星「リュウグウ」(2)@探査機「はやぶさ2」(3)
7月
20日
「はやぶさ2」は6月27日に「リュウグウ」上空約20キロの観測基準点(ホームポジション)に到着後、カメラなどを起動し、本格的な観測を始めました。(JAXA)は10月ごろの1回目の着地・試料採取に向けた準備を進めています。
これまでの観測で、「リュウグウ」の表面全体に直径8メートルを超える大きな岩が数百個分布していることが判明。科学観測チームの<渡辺誠一郎>名古屋大教授は記者会見で、「リュウグウ」はより大きな天体が破壊され、その破片が集まってできたことを示す有力な証拠の一つだ」と説明しています。
中でも目立つのが、「リュウグウ」の「南極」付近にある大岩で、推定直径は約130メートルと、「リュウグウ」全体の直径(約900メートル)と比較しても大きい存在です。
1969(昭和44)年の本日7月20日は、「アポロ11号」が月面の「静かの海」に着陸し、人類が初めて月面に降り立った日です。まだまだ未知の宇宙の世界に興味は尽きません。