1890(明治23)年の7月8日。山陽鉄道の貨物支線として兵庫~和田崎町間が開業しています。
和田岬線は、山陽本線の兵庫駅から分岐する全長2.7 kmの支線です。元来、鉄道建設を目的とした資材輸送のために1888年(明治21年)に敷設され、その後は長らく貨物輸送が行われており、兵庫臨港線も分岐していました。現在は貨物輸送が後述の鉄道車両輸送を除いて廃止されており、朝夕のラッシュ時に通勤客を対象とした列車が走行するのみで、日中の列車の運行が全くない路線となっています。
また、和田岬線付近の臨海部では兵庫運河を活かした街づくりが進んできており、船の運航や散策を行う際に和田岬線が障害になっているとして、神戸市は廃線要望を打ち出していますが、赤字経営の市営地下鉄への乗客利用を狙っているのではないかなと思われます。
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