ファルコン植物記(1982)【ムギセンノウ】(2)
5月
6日
性質は丈夫で、日本各地では半野生化しています。露地やコンテナで群植させると美しいです。
日本には1877年に渡来しています。学名の「アグロステンマ」は、ギリシア語の畑を意味する「アグロ」と王冠という意味の「ステンマ」から来ており、「畑に美しく咲く」という意味です。ヨーロッパにおいて畑に生える雑草だったことに由来します。
和名の【ムギセンノウ】は麦畑に生える「センノウ」、葉がムギに似たセンノウなど由来は諸説あります。「センノウ」はナデシコ科リクニス属の植物で、花の姿が似ているから付けられたようです。