「浜寺公園駅」@浜寺公園駅舎保存活用の会
4月
13日
浜寺公園駅は1897(明治30)年に開業。1907(明治40)年に木造平屋建ての旧駅舎に建て替えられました。この旧駅舎は、東京駅丸の内駅舎などの設計で知られる<辰野金吾>が主催の辰野片岡建築事務所が設計。1998(平成10)年には大手私鉄の駅舎で初めて国の登録有形文化財に登録され、2000(平成12)年には「近畿の駅百選」にも選ばれています。
駅は、南海本線(堺市)連続立体交差事業に伴い、2016年1月から仮駅舎に切り替え。旧駅舎は保存・活用を目指し、2017年11月28日~12月18日間に、建物を丸ごと移動させる 「曳家(ひきや)工事」 が行われ、30m先の現在の場所に移設されていました。
旧駅舎には、カフェ・ライブラリーをはじめ、絵や手芸品を展示するギャラリー、イベントホールなどが設けられます。午前10時から17時まで営業(火曜定休。祝日は営業)。運営は浜寺公園駅舎保存活用の会が担います。
4月15日(日)午前10時からは、オープニングセレモニーが開かれる予定です。