< 821系電車の外観イメージ(画像:JR九州) >
JR九州は2018年1月26日(金)、老朽化した普通列車用車両の置き換えとして、省エネルギーが特長の821系電車を新造し、走行試験を実施すると発表しています。
主な特長は、フルSiCを採用した主回路システムを搭載し、従来の415系電車と比較して電力消費量を約7割減らせること、主変換装置(CI)や補助電源装置(SIV)の冗長性(信頼性)により安全・安定輸送を確保できることです。
旅客設備としては、1人あたりの座面幅を拡大。また、車両の出入口に、足元を照らす照明を設置するほか、車いすやベビーカースペースを1編成あたり2か所に設置します。
821系は3両編成で、定員は407人(うち座席137人)。設計最高速度は120㎞/hです。2編成を新造し2018年2月末に搬入。営業運転と量産化に向けた走行試験を行い、性能評価を進めていきます。
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