「恵方呑み」は8年ほど前から岡山県の利守酒造(赤磐市)が交流サイトで呼びかけるなどして広まりましたが、蔵元や酒造組合などが個々に取り組んでいただけでした。数年前から、栃木県内に拠点を置く酒造会社や酒類卸、小売店と県がそろって連携し、日本酒の消費を促す「恵方呑(の)み」キャンペーンに乗り出しています。
2月3日の節分の夜に、その年の縁起がいいとされる方角(恵方)を向いて太巻きを丸かじりする「恵方巻き」にあやかった取り組みです。飲食店や消費者に協力を呼びかけています。
30余りの蔵元でつくる栃木県酒造組合のほか、地元勢や県外大手などからなる卸酒販組合、小売酒販組合連合会が「栃木県恵方呑み推進実行委員会」を組織。栃木県の後援も受け、節分の日に今年の恵方「南南東」を向いて、願い事をしながら日本酒を飲むよう幅広く呼びかけています。
「恵方巻き」のように全国的に普及すれば、日本酒の消費も増えますので、「大人の節分」として、定着するのか、気になる取り組みです。
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