「YAGURUMA」@ミキモト
1月
2日
<御木本幸吉>が真珠養殖を発明してからの125年は、ミキモトがジュエラーとして歩んできた歴史でもあります。真珠はジュエリーになってこそ価値があると考えた<御木本幸吉>は、デザインの開発や技術の向上など、ヨーロッパに負けないジュエリーを世に送り出すことに情熱を注ぎました。その結実が、1937年のパリ万博に出品された帯留「矢車」です。その細工の美しさや時代の流れを象徴するアールデコ様式のデザイン、多機能という発想の新しさなど、宝飾史に名を残す逸品であり、ミキモトを象徴するアーカイブジュエリーです。また、伝統的なヨーロッパの宝飾技法と日本の装飾技術があいまって確立された「ミキモトスタイル」と呼ばれるミキモト独自のハイジュエリーの様式を象徴するジュエリーでもあります。
「矢車」がパリの地で喝采を浴び、ミキモトの感性と技術を世界に知らしめてから80年余り。ミキモトのマスターピースである「矢車」を、新たな視点で解釈しデザインしたジュエリーコレクション「YAGURUMA」シリーズが販売されます。