がんばれ<小林可夢偉>「第85回ル・マン24時間レース」
6月
16日
6月15日(木)、フランス・サルト県で「第85回ル・マン24時間レース」の公式予選2日目が行われ、午後7時から行われた予選第2回目の終盤、RacingTOYOTA GAZOO (以下トヨタ)TS050 HYBRID #7号車を駆る<小林可夢偉>(尼崎市出身)が3分14秒791という従来のコースレコードを約2秒上回る驚異的なタイムでポールポジションを獲得しています。
トヨタにとってル・マン24時間レースでのポールポジションは、1999年の<マーティン・ブランドル>、そして2014年の<中嶋一貴>に続く3回目。2番手<グリッド>には、#8号車が入り最前列を独占です。
<小林>は予選第2回目開始1時間ほどで起きたアクシデントで赤旗中断になっていたセッション再開後、コースがクリアな状況でタイミングよくタイムアタックを開始。1周13.629kmのコースを平均時速251.882kmで駆け抜けた。
なお、ライバルであるポルシェLMPチームは、3位と4位を獲得。そしてル・マン初挑戦となる<国本雄資>が駆るTS050 HYBRID #9号車は5番手につけた。決勝レースである第85回ル・マン24時間レースは、6月17日(土)午後3時(日本時間22時)にスタートが切られます。
昨年、ゴールまで残り3分で優勝を逃したトヨタ。19回目の挑戦でル・マン初制覇、そして日本車&日本人ドライバーという偉業を達成してほしいものです。