昨日の『神戸新聞』の朝刊第一面を見て、驚きました。神戸市は、高齢化や産業衰退が進む兵庫、長田区南部の人口対策と子育て支援施策の一環として、市営地下鉄海岸線(新長田-三宮・花時計前)の中学生以下の運賃を無料化する社会実験を、7月から来年3月まで実施する方針です。人口増や子育て支援として公共交通の運賃を無料化する試みは例がなく、市は「長期的に取り組み、海岸線沿線で暮らす利点を広く発信したい」と恒久化も視野に入れる。
市営地下鉄海岸線が走る 兵庫、長田区南部はかつて工業地域とそれに連なる商業、住宅地帯として活気を見せたが、産業の衰退や阪神・淡路大震災の影響などで人口減が続く。2001年に開通した海岸線も厳しい運営が続き、毎年60億円程度の赤字を出している。
もともとこの市営地下鉄海岸線は、2002年に開催されたFIFAワールドカップ開催に合わせて建設された「旧:神戸ウイングスタジアム(現:ノエビアスタジアム神戸)の足として作られた路線で、私から見ると決して地域活性化のために造られた路線ではありません。便利だった市バス路線の多くが廃止になりました。
累積赤字も800億円を超えて、ようやく何とかしなければとの体制が見え見えで、今後の動向が気になる社会実験です。
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投稿日 2017-02-05 12:53
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投稿日 2017-02-05 12:59
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投稿日 2017-02-05 16:57
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投稿日 2017-02-05 17:28
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