初夏に淡紅色の5弁花、もしくは
「シロシモツケ(白下野)」 と呼ばれる白色の<集合花>を咲かせる【シモツケ(下野)】です。
バラ科シモツケ属の落葉低木で、秋から冬にかけての紅葉もきれいですが、以前にアップした同じ仲間の
「ユキヤナギ(雪柳)」 と同様に、二度咲きでしょうか、紅葉した葉の状態で少しばかりの花を開花させていました。
<集合花>としての塊としてはわずかな花数ですが、寒い時期に咲き誇る姿に、植物の力強さを感じずにはおれません。
【シモツケ】という和名は、「下野国」(現在の栃木県)で初めて発見されたことに由来していますが、属としては北半球に約100種が分布しています。