今年の読書(122)『ニホンブンレツ』山田悠介(文芸社文庫)
9月
30日
主人公<博文>は、広島県出身ですが東京に残る羽目になり、大学時代の恋人<恵美>は、たまたま広島に帰省していたときで、離れ離れの状態が5年間続いていました。
西日本が「奥島」を攻め入ったことにより、<博文>は東日本の兵士として駆り出されるのですが、戦場で西日本の軍服に着替え、なんとか西日本側に潜入を果たします。
西日本は、華族・平民・奴隷の身分差別がある独裁国として替わりはて、総統の側近をしている<博文>の父の力で奴隷工場の監視役を与えられるのですが、そこで偶然奴隷として働く<恵美>と再会を果たしますが・・・。
近未来的な日本を舞台とした、ラストに明るさが見えてくる、純情な恋物語として読めました。
投稿日 2013-09-30 21:31
ワオ!と言っているユーザー
投稿日 2013-10-01 16:34
ワオ!と言っているユーザー