ブログスレッド
- 今年の読書(110)『ドS刑事』七尾与史(幻冬舎文庫)
副題に「風が吹けば桶屋が儲かる殺人事件」とあるように、ひとつの事件がまた別の事件につながり、最後は・・・という筋立てで、登場人物の面白さと合いまり、楽しめるユーモアミステリーです。
主人公は静岡県警本部の美人刑事<黒井マヤ>で、死体が見たいから刑事になったという性格の持ち主です。
浜松市で起こった連続放火殺人事件の捜査の応援で地元警察署に配属され、<代官山脩介>と組み捜査に当たります。
被害者は元ヤクザ、結婚詐欺師、OL、歯医者等、一見何のつながりもない人物達が次々に殺されていきますが、最後にある事件が発端となっていることが分かります。
読みやすい小気味良い文体で書かれており、主人公<マヤ>と<代官山>のコンビの取り合わせも面白く、なかなか途中でやめられない一冊でした。
- ブログルメンバーの方は下記のページからログインをお願いいたします。
ログイン
- まだブログルのメンバーでない方は下記のページから登録をお願いいたします。
新規ユーザー登録へ