良く似た名称の 「シロツメクサ」 は、マメ科シャジクソウ属の多年草で、<ツメクサ>と名が付いていますが、【ツメクサ】はナデシコ科ツメクサ属の一年草です。
細くて曲がった「葉」の形状が、鳥の爪に似ているから、あるいは、切った爪の形に似ているからともいわれていますが、どちらにしても形に見立てた名前が由来です。
系統立てての植物分類がない時代、日本人の感性で和名を付けていますので、おなじ名称が使われていますと、つい同じ仲間かと受け取ってしまいます。
草丈の大きなモノもたまに見かけますが、路傍や道端の隙間からへばりつくように葉いながら、枝を伸ばして花を咲かせています。
花期は4~7月頃にかけて咲き、花径はとても小さくて、写真の花径は2ミリ程度でした。
白色の5花弁と5枚の<蕚>の構成で、雄しべは5本あり、先端が5裂した雌しべが1本です。
歩道のタイル目地やアスファルトの隙間などでも生育する強い生命力があり、人や車に踏まれても元気に繁殖する姿は、健気です。
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投稿日 2013-05-18 08:40
ワオ!と言っているユーザー
投稿日 2013-05-18 17:48
ワオ!と言っているユーザー