ファルコン植物記(435)赤紅色の<一日花19>【マツバボタン】
8月
8日
南アメリカが原産地で、スベリヒユ科スベリヒユ属に属しており、同じ属の 「ハナスベリヒユ」 も「ポーチェラカ」の名称で広く出回り、夏の花壇や鉢植えでよく見かけます。
細かい茎は細く枝分かれして、地面を這うように広がり、茎の先端に蕾をつけ、大きく膨らんだものから花を咲かせてゆきます。
花径は3~5センチあり、色も白色・黄色・橙色等あり、八重咲きもあります。
別名として、夏の炎天下でもよく花を咲かせますので「ヒデリソウ(日照草)」、茎を切って土にさしておくと簡単に根が出てきますので、「ツメキリソウ(爪切り草)」もしくは「ツミキリソウ(摘み切り草)」とも呼ばれています。
朝に開花して、昼前にはしぼみますので、英名では「eleven o'clock」と名づけられていますが、最近では終日咲きの園芸品種があるようです。
雄しべに軽く触れると、雌しべの方向に動く面白い性質があります。