病院での痛み止め
5月
29日
今母親が骨折で入院している。そこで気がついたことがある。母親は痛がっているが鎮痛剤をくれるのは朝と夕方だけだと言う話を聞いた。以前にも書いたがアメリカで入院した時鎮痛剤は基本的に少しでも痛いと感じればいつでも 入れてもらえる。入れてもらえると言うより、的に鎮痛剤の適用のポンプが準備されていて、痛いと思ったらボタンを押すだけで自動的に鎮痛剤が点滴の中に入れられる。この時に使用される鎮痛剤はモルヒネ系の鎮痛剤。手術した後痛かった時は 少しでも痛くなるとこのボタンをしていた。
基本的に痛いと感じたことがない。ただこれを数日続けると最後には幻覚を 見るようになってきた。自分が病院ではなくお花畑にいるような感じで、部屋の中にお花の塊が飛びまわっていた。これを見たときこのまま痛み止めを飲み続けると やばいと思った。それから痛み止めを使わないようにした。
この点滴の 鎮痛剤を使わなくなると、次にオキシコドンと言う鎮痛剤をもらう。これは服用するタイプの鎮痛剤でかなり強力。これも 麻薬系の鎮痛剤と言うことで飲みすぎると中毒性が出てくるようだ。これも痛い時に飲むようにした。ただこの薬には中毒性以外に副作用があって、私の場合汚い話だが便秘になってしまった。
とにかくアメリカでは患者が痛いと言う感覚を持たないようにたくさん薬を使う。これが良いのかどうかわからないが、日本とはだいぶ違うなと感じた。日本でお医者さんや看護婦さんが頑張って我慢しろと言うが、これはアメリカにはない考え方。 本当にどちらが良いのだろう。
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