一番身近にある里山のひとつ。厚木飛行場に隣接する「泉の森」。 江ノ島に流れ出る引地川の源泉でもある場所。 ちょっと離れた横浜の森に比べ散策者はとても多い。 昔風にいうと、どこにでもあった社寺林と言った趣だ。 今年は、じっくりと四季の野草等を観察して見ることにしたい。
先日、「里山のいきもの」3月28日・・ってスレッドをたてた。 花弁にしがみついてるような小さな虫?の画像、2枚の上画像。 花の感じは、愛くるしい花だ。 この花名「紫花菜(ムラサキハナナ)」、子供の頃から諸葛菜(ショカッサイ)と名前を覚えていた。 色々な花検索サイトを拝見していたら、頭にハナダイコンとある??。 別名とするなら何となく通称的にわかるような気がしたが。。。??? ハナダイコンと呼ばれる花は、同じアブラナ科のハナダイコン(ヘスペリス)属のヘスペリスの日本名(画像2)。 スイートロケット・マトロナリスとも呼ばれる。 一方、紫花菜とか諸葛菜と呼んでいる花は、アブラナ科のショカッサイ属(オオアラセイトウ)の日本名(画像1)。 ショカッサイは、中国名に由来している。 更にややっこしい^^)のは、 オオアラセイトウのアラセイトウ(紫羅欄花)と云うのは園芸種のストック(画像3)を指す言葉。 何とも複雑。
「清明(せいめい)=草木の花が咲き始めすがすがしく明るく美しい。万物に清朗の気が溢れて来る頃」を表す言葉。 「万物発して清浄明潔なれば、此芽は何の草としれるなり」.「暦便覧」より。 天明七年(1787、寛政十年(1798)に再版)に出版された暦の解説書(太玄斎著)。 二十四節気それぞれについて、的確な表現で爽やかに表現している。 現代では、この清明なる頃、新しい出発・ひとつの区切りの頃でもある。 百花好時節、踏青と称して郊外に遊歩する風習が続いてきた。 入学・就職、更には人生の節目に赤飯でお祝いする。通過儀礼として。 人生のある一つの段階から次の段階へ上がる為に処する通過儀礼。 一人だけで出来るものではなく社会の承認を得ることが必要。 その基本的な方法として同じ食物をともに食べる。 その為に特定の食物が作られた。赤飯は、その代表格。 誕生、お七夜、宮詣り、食初め、初節句、七五三等々、広く赤飯で祝う習慣があった。 「赤いごぜんを食べるというのは何か儀式に集まる時で、所によれば不幸の時にも炊く。この日からきちんと心の持ち方を変えなければならない時に小豆を使っている。」(柳田国男の言葉)。人生の節目に赤飯等を作って祝い、安心立命を得るとともに社会の多くの人と共にくらしてゆこうとするか・・・昔人の知恵。 だが、そんな風習・感覚が薄れて行くやに感じる。 話を現況社会に向けてみると。。。! 国政・外交、難問処理であることは、云うを待たない。 特に今年は、国土・領土問題で隣接諸国と溝が大きく広がった。 僕の学生時代は、70年安保で国内は騒然としていた。 而して大学紛争で大学はロックアウト。 最終学年は、レポートで済まされ、講義等は1回も行われず、 まともに3月卒業できたものは首都圏の大学でどれだけ居ただろうか?? そんな時代前後を横須賀の米軍基地内外で傍観していた。 基地内には、幼少の頃から出入りさせてもらい色々世話になった。 ナマの英語勉強をさせて頂いた。 そんな時代から今日に至るまで「悪法も法である」を根底に 眞理・論理・法哲理を自己流に構築を試みてきたのだが・・・。 先日、ブログルの“くまごろう”さんのスレッドが目に入った。 今、沖縄配備で問題視されてる“オスプレイ”に関してであった。 昨今のマスメディアの論調は、どこか不自然であると僕自身感じていたことで、 マスメディア全体が一方方向しか見ておらづ(語って)、危険が故の反対論調。 これは可怪しい、隣国の領土主張感覚に酷似していると感じていた!?! オスプレイは、騒がれているような危険な輸送機ではない!! と根拠をしめされて居られたくまごろうさんのブログを読んで欲しく思います。 歴史的結果に基いて日本の安全保障条約が施行されてる。 如何なる経緯があろうと、現況の基地問題は消えるものではない。 そんな中で、沖縄だけが負担すべき問題ではなくなっている。 日本人全体の問題として沖縄県以外の場所に基地移行するべきだ。 自分の県以外ならよい的感覚で公平といえるのか??と感じる。 昨今の近隣諸国の主張を思うと、基地反対どころではないだろう。 現実を直視しないといけないのではあるまいか?? 政治・行政の怠慢は、東北大震災で露呈している。 基地問題、誰しも自分の居住地に来てほしくない。 ジェット機騒音を知るものとしても基地存在意義は、わかる。 基地反対に、オスプレイを悪者として使うのはやめてほしいものだ。 家の真近を画像のジェット機がタッチ & ゴーの訓練をしている。 機を見上げていると、想像することができる“実戦”を。 日本は4月がスタート期、より一歩・先に、より高く安定・安全を模索実行して欲しい。
春到来。。。とは思えない感じの今日。先週来の暖かさ故にか??寒く感じる。 おまけに、一昨日・昨日と温暖な伊豆に行っていた。 旅先で、出会った花も印象深い。 帰り道、ちょっと寄り道して箱根の植物園に参った。 時折訪れる所だが、毎回・期待を裏切らない程に新たな出会いがある。 今回は、仲間に水芭蕉を見せて上げたくて参った。 園内の湿性箇所に数千株!!の水芭蕉が咲き誇ってる。 若い頃、尾瀬や戸隠・斑尾高原等で原生の水芭蕉と沢山出会ったことがある。 尾瀬では、至仏山へのゾンメル登山!そこから一気に尾瀬ヶ原へ滑降。 そして、登山口近くまで滑降できた。5月連休の思い出。 スキーを外して少し下ると、かわいい水芭蕉と出会えた。懐かしく思い出す。 最近??では、東北・田沢湖でのことが記憶に新しい。 その時のことは、ブログルに記したことがあった。 若い頃より3月は、苦い体験が多々あったが年を重ねるごとに!?! 楽な方向へ(日和っている)。 先日の「桃園」と思える場所も偶然、見つけた。 そして、昨日(29日)も偶然出会えた。 桃の花に2度も出会えるなんて、ラッキィー!
春到来。先週は、卒業式があちこちで行われていたみたいだ。 保護者と共に着飾っている児童・生徒を何度となく見かける^^)。 週末、早朝の青森から戻ってみると一気に“暑い!?!”って感じ。 春の花探索に赴くとあちこちに洒脱な野草がこちらに魅せていた。 色々な花諸君との語らい、これぞ華宴・・花苑。お花見!! 白・ピンク・薄紫・黄色等々、一気に豪華・・絢爛。 小さな花・実だが、見た一瞬・・無の世界に!! 時間が、速く過ぎていく。。。花見から1週間経つ。 時間よ止まれ!!って思う昨今。
花の雰囲気・・同じ花でも気象条件等、場所によっても感じ方が違う。 桜の種類ってどれほどあるだろうか??? 名前だけで実際に見たことはないが、資料で見ても100種以上。 全国区の種はよしとして・・・神奈川特産(名前)の桜を紹介してみる。 表題の「春めき」は登録名。登録以前は、「足柄桜」と呼ばれていた。 小田原・大雄山線富士フイルム駅近くの狩川沿に「春めき桜」土手並木がある。 早咲の桜で3月15日頃から例年開花するみたいだ。 この「春めき桜」はカンヒサクラとシナミサクラ『別名カラミザクラ(唐実桜)』の交雑種らしい。 実生の桜から生まれたと言われている。 色・形 淡紅紫色中輪の桜で、コヒガンに似た色合いだ。 面白いことに開花後の退色が早いと言われている。 朝の花弁の色合い、その日の夕方の色合いで印象が違うのか!?! 近寄って見ると、 毛深い小花柄・すずらんのような萼筒・萼片、 花弁からはみ出すほど長いおしべ…と 特徴あり印象深い。 足柄市のふくざわ公園に60本、狩川両岸の春木径(はるきみち)と幸せ道に171本。 これから年々増えていくことだろう。 ※ 春木径の桜は、南足柄市の名誉市民でおられた富士写真フィルムの創業者春木榮さんが101歳で天星された翌年2001年の春、101本植樹されたもの。※
この時期に里山等でかわいい姿を魅せる花・ミスミソウ(三角草)。 一般的には、「雪割草」と呼ばれている(花図鑑・ネット・園芸店等で)。 里山で行き交った方に「何を撮っているか?」と尋ねられて、ミスミソウと答えた。 近寄ってきた方が、「雪割草」ですよ・・それ!?! ちょっと説明すると納得してくれたが「雪割草のほうが聞こえがいい??」って去っていった。 僕達山仲間では、普通に区別しているが、「雪割草」といえば・・・。 日本固有種で中部地方から関東地方北部、北海道それに四国・九州の一部に分布。山地から亜高山帯の岩場や草地などに生え、高さは10~15センチ位。葉は倒卵状楕円形で基部はしだいに細くなる。裏面は黄色を帯びて、5月から7月ごろ、花茎の先端に散形花序をだし、紅紫色からピンク色の花を咲かせる花を指している。(画像1)。 ところが、一般的には、画像2~4のミスミソウ、その他にも、すはまそう・けすはまそう・オオミスミソウをひっくるめてたんに雪割草と呼んでいる。 覚えるほうが大変だ^^)。 これらのみすみそう属植物は、本州、中部地方以西から九州に分布し、落葉樹林内に生える。高さは10~15センチ位。葉には長い葉柄があり、3裂して裂片の先が尖り、3月から4月ごろ、花茎を伸ばして、直径1~1.5センチほどの花を咲かせる。花弁のように見えるのは萼片で、白色や淡紫色、淡青紫色、淡紅色などの変異があり、別名で「ゆきわりそう(雪割草)」とも呼ばれる。 「国営越後丘陵公園」のネット紹介をみると、 「新潟県の草花」雪割草。 「雪割草」は、キンポウゲ科ミスミソウ属( Hepatica )の園芸名で、北半球に9種類の分布が知られています。日本にはその中の1種類( H.nobilis )から分かれたミスミソウ・スハマソウ・オオミスミソウ・ケスハマソウが自生しています。 こうした国営と冠を戴く所では、はっきりと別名として正式名をかざすべきと思うのだが!?!