《雅羅・/・襍懐古〝山羊歯Ⅱ〟❖ ’24-247 ❖》

トガクシデンダ(戸隠連朶)イワデンダ科(Woodsiaceae)
学名:Woodsia glabella 

亜高山帯から高山帯の岩の隙間を好んで生育している夏緑生シダ。
山梨県では北岳周辺に生育しているが鳳凰山でも確認されている。
軸の根元から3分の1付近に関節(節目)があるのが特徴。
ソーラスは小羽片のやや辺縁寄りに付着する。
ナヨシダとの違い、トガクシデンダは葉柄の途中に関節があり、葉の幅が狭い。
岩の割れ目で根元まで確認出来ないが、最下部近くの羽片が丸くて扇型で確認。
高山帯の岩上や地上に見られる常緑のシダ。長さ10cm程度。
茎の基部は分岐して直立茎を伸ばす。
葉は開出するものが多く、黄緑色から緑色。
植物体の大きさや葉の形に変異が多い。

《 北岳の羊歯  Ⅱ〝戸隠連朶〟 ❖ 1970~/夏 ❖ 》
“北岳”周辺には羊歯類も色々生育しているのだが、識別に苦労した。
トガクシデンダ(イワデンダ科)も中々識別出来なかった一つ。
回を重ねてなんとなく識別できるようになったが。。。
数十年も経っているのに未だ未だ未熟で明確に識別できないでいる。
最近、羊歯の勉強に参考にさせて頂いてるサイトが下記。
南アルプス北部個々のシダ/トガクシデンダ - 神奈川県のシダ植物
 
「令和陸年(皇紀2684年)9月3日、記」


#ブログ

ワオ!と言っているユーザー

×
  • ブログルメンバーの方は下記のページからログインをお願いいたします。
    ログイン
  • まだブログルのメンバーでない方は下記のページから登録をお願いいたします。
    新規ユーザー登録へ