《雅羅・/・襍〝里緑地の花Ⅶ〟❖ ’24-263 ❖》

シロバナサクラタデ(白花桜蓼)... シロバナサクラタデ(白花桜蓼)タデ科(Polygonaceae)
学名:Persicaria japonica (Meisn.) Nakai
synonym Persicaria sterilis (Nakai) Nakai et Ohki
別名:コサクラタデ、ヒメサクラタデ
花はサクラタデPersicar... 花はサクラタデPersicaria odorata (Lour.) Sojak subsp. conspicuaに良く似ているが、
小さく真っ白で、桜蓼より花序枝が多く先が垂れ下がる事が多い。
花序の節当りの花数が2~3個なら桜蓼、4~6個なら白花桜蓼。
白花桜蓼は、痩果に光沢がある。
多年草、根茎が水平。茎は直立、茎高50~100㎝になり無毛。
時にまばらに小剛毛があり茎は高く枝分かれ節が膨らむものがある。
葉柄は短いか又は無柄に近い。葉身は披針形で長さ7~15㎝×幅1~2㎝。
葉は、薄革質で先は尖鋭形、基部は楔形。
葉縁付近や脈上に伏毛があり毛長は0.7㎜以下、下面に腺点がある。
托葉鞘は、筒形で濃褐色。長さ10~18㎜で膜質。
伏せ剛毛があり先は切形、縁毛は長さ1~1.2㎝。
花序は1~5本に分枝し細長く先が垂れ下がることが多い。
花序柄が長く、小苞の先に毛がある。
花被は長さ3~4㎜、白色、5裂まれに4裂し、腺点がある。
花は雌雄異株ではなく、異形花柱性(平塚・中尾 1996)、
短花柱花と長花柱花の2形がある。
短花柱花は雌蕊の長さ約2.4㎜、雄蕊の長さ4.3㎜、雄蕊が花被より突き出る。
長花柱花は雌蕊の長さ約4.3㎜、雄蕊の長さ約2.4㎜、雌蕊が花被から突き出る。
雄蕊は6個まれに7~8個。花柱は2、稀に3分岐する。
痩果は長さ約2.5㎜、レンズ形が多く、3稜形が混じり、黒色、光沢がある。
サクラタデは花被が長さ5~6㎜と大きく、淡紅色、花被が深裂する。
又、痩果は3稜形のみで光沢が少ない。ボントクタデは花が小さく花序も細い。
シロバナサクラタデと花や托葉鞘がほとんど同じであり葉が被針形でない。
花はサクラタデPersicaria odorata (Lour.) Sojak subsp. conspicuaに良く似ているが、
小さく真っ白で、桜蓼より花序枝が多く先が垂れ下がる事が多い。
花序の節当りの花数が2~3個なら桜蓼、4~6個なら白花桜蓼。
白花桜蓼は、痩果に光沢がある。
多年草、根茎が水平。茎は直立、茎高50~100㎝になり無毛。
時にまばらに小剛毛があり茎は高く枝分かれ節が膨らむものがある。
葉柄は短いか又は無柄に近い。葉身は披針形で長さ7~15㎝×幅1~2㎝。
葉は、薄革質で先は尖鋭形、基部は楔形。
葉縁付近や脈上に伏毛があり毛長は0.7㎜以下、下面に腺点がある。
托葉鞘は、筒形で濃褐色。長さ10~18㎜で膜質。
伏せ剛毛があり先は切形、縁毛は長さ1~1.2㎝。
花序は1~5本に分枝し細長く先が垂れ下がることが多い。
花序柄が長く、小苞の先に毛がある。
花被は長さ3~4㎜、白色、5裂まれに4裂し、腺点がある。
花は雌雄異株ではなく、異形花柱性(平塚・中尾 1996)、
短花柱花と長花柱花の2形がある。
短花柱花は雌蕊の長さ約2.4㎜、雄蕊の長さ4.3㎜、雄蕊が花被より突き出る。
長花柱花は雌蕊の長さ約4.3㎜、雄蕊の長さ約2.4㎜、雌蕊が花被から突き出る。
雄蕊は6個まれに7~8個。花柱は2、稀に3分岐する。
痩果は長さ約2.5㎜、レンズ形が多く、3稜形が混じり、黒色、光沢がある。
サクラタデは花被が長さ5~6㎜と大きく、淡紅色、花被が深裂する。
又、痩果は3稜形のみで光沢が少ない。ボントクタデは花が小さく花序も細い。
シロバナサクラタデと花や托葉鞘がほとんど同じであり葉が被針形でない。


*神奈川県植物誌* サクラタデ... *神奈川県植物誌*

サクラタデ Persicaria odorata (Lour.) Soják subsp. conspicua (Nakai) Yonek.;
P. conspicua (Nakai) Nakai ex Ohki
多年草.根茎は長く地中をはい節から根をだす.茎は高さ 50~100cm になり,
葉は披針形で,長さ 5~12cm,幅 1~2cm,先は鋭尖形,
基部はくさび形になり,両面の中脈と葉縁にやや硬い毛がある.
茎は節がふくらみ,托葉鞘は褐色で,長さ 7~15mm,縁毛は長さ 4~7mm.
花期は 8~10 月.花序枝は 1~3 本で 2 本のものが多い.
花被は淡紅色で深く 5 裂,長さ 5~6mm で,腺点がある.
シロバナサクラタデとともに,雌雄異株とされていたが,
異型花柱性で長花柱花をつける株と短花柱花をつける株があり,
両者が混生しないと結実しない(平塚・中尾 1996 植研 71: 98-104).
花柱は 3 裂.果実は 3 稜形で長さ約 3mm,黒色で先端が尖る.
本州(関東地方以西),四国,九州,琉球;朝鮮に分布.
湿地や小川沿いに生える.
白花品をシロバナハナサクラタデ form. albiflora (Hiyama) Yonek. といい,
P. conspicua form.albiflora Hiyama in J. Jpn. Bot.,
37: 29 (1962) の基準産地は横須賀市浦賀付近(1936 牧野富太郎).
『神植誌 88』では,花の長さ 3~4mm,果実の長さ 2~2.5mm と,
サクラタデより小さいものを,ヒメサクラタデ
P. japonica (Meisen) H.Gross var. micranthum (Nakai) Sugim.
としたが,花の大きさには中間を含めて変異があり,区別できない.
(19)シロバナサクラタデ Persicaria japonica (Meisn.) Nakai ex Ohki
 多年草.茎は 60~100cm になり節はふくれる.葉は披針形で鋭尖頭,
基部はくさび形となり,長さ 7~16cm,幅 1~2cm,脈上や葉縁に伏毛がある.
托葉鞘は長さ 10~18mm,縁毛は約 10mm.花期 8~10 月.
花は白色で総状花序につき,
花序枝は 1~5 本で,4 本のものが多く.サクラタデの花序より多い.
花被は 5 裂して長さ 3~4mm,腺点がある.
異型花柱性で,長花柱花では雌しべが雄しべより長く,短花柱花では逆になる.
花柱は 2~3 裂するものがあって,
果実はレンズ形と 3 稜形があり,黒色で,サクラタデより光沢が強い.
短花柱花をつける株の方が多く見られる.
北海道,本州,四国,九州,琉球に分布.
県内では沖積地から丘陵地にかけて,湿地や休耕田で見られる.
神奈川県内に自生しているシロバ... 神奈川県内に自生しているシロバナサクラタデの場所。
未だに自生しているところは、多い。但し、2018年前のこと。
現在(2014年)はどうだろう・・・自生地??



《 泉の森・こもれび広場〝白花桜蓼〟 ❖ 2024/9月上旬 ❖ 》
泉の森にある水車小屋。その脇に... 泉の森にある水車小屋。その脇にある湿地にシロバナサクラタデが静かに自生している。
結構群生かしているが、ボランテイアの人々が管理努力されている。
植物と人間の共生、そのあり方を見せてくれてる。
少し離れたところからでないと見... 少し離れたところからでないと見れないが、可愛い花だ。
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