《雅羅・/・襍〝里緑地の花Ⅵ〟❖ ’24-262 ❖》

イボクサ(疣草) ツユクサ科(... イボクサ(疣草) ツユクサ科(Commelinaceae)

学名:Murdannia keisak (Hassk.) Hand.-Mazz.

Aneilema keisak (Hassk.) Hand.-Mazz
イボクサ(疣草); 水田でよく... イボクサ(疣草);

水田でよく見られる野草。在来種 本州、四国、九州、沖縄に分布。

和名の由来は葉の汁をつけるとイボがとれることから。
茎は赤味を帯び片側に毛条があり... 茎は赤味を帯び片側に毛条があり、よく分枝し下部は地を這い上部が斜上する。

葉は長さ3~7㎝幅5~10㎜の狭披針形で、ツユクサより狭く葉の数も少ない。

葉の基部は鞘状になる。
花は直径約13㎜、茎頂に1個ず... 花は直径約13㎜、茎頂に1個ずつつく。

内花被片(花弁)は3個長さ5~8㎜の白色で先が淡紅色。

外花被片(萼片)も3個、長さ5~6㎜で緑色、

周囲が上へ曲がり内側が窪み外面の先に毛がある。





《 畦地の秋花〝疣草〟 ❖ 9月~10月上旬 ❖  》

雄蕊6個、うち紫色の3個は仮雄ずい。葯は青色。

花は1日でしぼみ、花後に外花被が大きくなって蒴果を包む。

蒴果は長さ8~10㎜の楕円形、3室に分かれ、熟すと裂開する。

種子は長さ2~3㎜、各室1~2個。

*     *     *

イボクサ(疣草)、稲刈り間近の水を抜かれた田圃によく出てくる。

水稲(すいとう)農家から見ると邪魔もので駆除対象。

稲刈り前に駆除作業が行われるので、余り目にすることはない。

田圃や農業用水路にイボクサ(疣草)を以前見た事がある。

野草としてみると可愛いものである。一日花!!らしい。

観察するのは昼間。休耕田に見ることができる。



「令和陸年(皇紀2684年)9月18日、記」


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