《 雅羅・/・襍〝備忘録'24-20〟❖ ’24-255 ❖ 》

ナベナ(鍋菜)スイカズラ科(C... ナベナ(鍋菜)スイカズラ科(Caprifoliaceae)
学名:Dipsacus japonicus Miq.
APG分類ではマツムシソウ科は、スイカズラ科に分類された。
ナベナ(鍋菜);2年草(越年草)、茎高1~2m位。
茎はよく分枝し、全体に刺状の剛毛が生えているが、
茎の下部は、下向きの長毛が密生している。
葉は、対生。下部は羽状に全裂し、翼のある柄がある。
羽片は長さ6〜15cmで鋸歯があり、下方のものは小型。
茎下部の葉は5裂、上部では0~3裂、頂葉片が最も大きい。
頭大羽状に全裂した裂片は、卵円形~楕円形。
花は枝先に多数の小さな花が集まり頭花となり径約2cmで淡紅紫色。
小花の花冠は筒状花で長さ約7mm、上部は4裂し裂片に長短がある。
総苞片は線形、長さ5~20cm、1列に並び反り返る。雄蕊は4個。
萼の先はコップ状に広がり、縁に毛がある。
雄蕊4個が突き出し、紫褐色の葯が目立つ。
花冠の間から突き出る緑色の刺状のものは花床鱗片。
小苞片(Flora of Chinaではbracteole)とも呼ばれる。
長さ約8㎜、先が刺状に尖り、褐色を帯び、毛が生える。
総苞片は1列、長さ5~20㎜の線形で垂れ下がる。花期は8~9月。
果実(痩果)の小総苞は4片からなり、8肋がある。
くさび形で長さ5~6mm、集まって球状になる。
花床の鱗片はくさび形で小花を包み、先に剛毛の生えた刺針がある。
葉は対生、左右対称で見事な釣り... 葉は対生、左右対称で見事な釣り合い。
葉が、基部まで羽状に切れ込み、
先端の裂片が最も大きく基部の裂片は小さい。
この様な形状の葉を頭大羽状裂と言う由。
各裂片の先端は尖り縁に鋸歯がある。
花も良いが、葉も見事なフォルムだ。
面白い咲き方。 面白い咲き方。
拡大した花は、更に複雑な構造を... 拡大した花は、更に複雑な構造をしている。
黒丸地点は、自生確認地だ。丹沢... 黒丸地点は、自生確認地だ。丹沢山地等、山間部に自生している。
平地で見ることは、無理とは思うが、間違って出てこないものだろうか。

*以上の画像は、すべて借り物*



《 泉の森では未確認の草本〝鍋菜〟》
泉の森の一部は、立入禁止。鍋菜〟が生育していそうな場所もありそう。
特異な泉の森であるがゆえに、夢膨らむ。
福島県会津地方や茨城県の筑波山麓等、出会った場所を重ねてみると、尚更である。
 
「令和陸年(皇紀2684年)9月11日、記」
 
 
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