願の集落から藻浦までは海岸線に遊歩道が設けられている
40数年以上前にこの海岸線を逆方向から歩いた
その当時は道路がなくて、海岸線を歩き真更川へは沢を登り
その後下って海岸線を歩き岩谷口まで行った記憶が甦るこの遊歩道の途中に賽の河原があり、仏像や石地蔵が
夥しく納められている
大野亀を登り終え、願の集落へ向かう
農作業から昼食に自宅へ戻るお婆ちゃんに出会い道々話しながら
歩を進める
現在彼女は一人住まいとのこと
旧盆に家族が集まるのが楽しみと話していた
坂を登りきった集落は真更川
暫くすると下りとなり海岸へ出る
北鵜島を過ぎると視界が開け、大きな岩山が姿を現す大野亀 標高162M 頂上には石燈篭が設置されている西は相川方面、東は鷲崎
近くには二つ亀が海上に見える
昨晩お世話になった「岩谷口」に別れを告げつづら折の坂道を登り
真更川の集落を目差す
振り返ると「岩谷口」が俯瞰でき、暫くすると滝が右手に現れた
岩谷口に着き、街道沿いの東屋を借りることにした
昨年は弥勒寺の柱を借りて一泊をさせて頂き、この集落の区長に
許可を求めた今回は区長宅へ挨拶に寄ったが留守のために置手紙をして
東屋に設営をした夕刻、その区長が「もずく酢」と「さざえ」を差し入れてくれた
人とのつながりがうれしい翌朝、荷物を片付ける前に朝食を
シェラフの湿気を取るために吊るしている
荷造りには結構時間を取られる
前日の荷解き、設営
出発前の荷物の取りまとめとこれを毎日行なうのが野営の原則である
相川を過ぎ、達者に到達すると尖閣湾を遠望できるパーキングがあった暑いのでザックを下ろし尖閣湾を遙かに眺めながら小休憩季節は良いが観光客は少ない
道路を軽装で歩く若者がいたので話しかける東京から公共のバスを使っての佐渡観光
バスの時間がありすぎるので歩いているとのこと
明日は二つ亀、大野亀へ行くと話していた
相川の町を通り過ぎ、町外れに最近出来たばかりの
石碑が目に入った良寛 生母の実家があったところである橘屋とあり、良寛の「中元歌」が刻まれている
相変わらずの早朝ウオーキング連載の佐渡紀行中はウオーキングにはカメラを持たずに
行なっているこの日は久し振りにデジカメ持参ノウゼンカズラの色の濃い花が咲いている
この花の葉に小さな蝶が留まっていた
名前は皆目分からないが美しい蝶である
相川の町を遠望できる「春日岬」に着いた
突き出た岬の先には石灯篭が設置されているあちらこちらにカンゾウの花が咲いている
右手に黒い建物が目に入った
屋外で若い男性二人が盛んに作業をしている
薪を作っている塩工房 佐渡風塩釜屋内の塩を作る釜を見せて貰った
出来上がった塩を舐めさせて貰うと、仄かな甘みを感じる
塩辛さがあった
色んなミネラルを含んだ塩である
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