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くまごろうのひとりごと

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ゴルフとランニングの週末

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先月も土曜日のクラブでのゴルフトーナメントの翌日がマーサーアイランド10kmレースだったが、今週末も土曜日のクラブでのMember’s Cup Tournamentに日曜日のベルビューの5kmレースと盛りだくさんな週末となった。

ゴルフトーナメントは午前8:30ショットガンスタートが普通で、十分なウォーミングアップをしたいくまごろうはクラブのドライビングレンジに7:15頃には到着するようにしている。そのため朝は5:30に起床しなければならない。レースも今朝は8:15のスタートだから6時に朝食をとるために5:30の起床だ。いまだ成長を続けていると信じているくまごろうは早起きはあまり得意ではない。だから週末に2日続けて早起きするのは辛い。

土曜日のゴルフトーナメントはドライバーショットが好調で前半は45、後半も12番ホールまではまあまあの出来だった。13番は185ヤードのパー3だが、ティーショットはショートしてグリーンに届かない。セカンドショットでピンそばに寄せるつもりがあろうことかシャンク、サードショットもショートしてバンカーへ。バンカーショットを苦手としないくまごろうは今度こそピンそばを狙ったが打ち込んだクラブがボールに近すぎてグリーンオーバー。グリーンエッジのそぐそばにあるピンに寄せようとウェッジのフェースを開いてアプローチしたがボールはうまく上がったものの僅かな距離を残してグリーンに届かない。次のアプローチショットはピンまで1フィートに寄ったが結局このホールで7も叩いてしまった。ボールをきれいに洗って気を取り直した14番パー5ではティーショットは最高、セカンドショットも上出来、残り150ヤードの3打目はややスライスしてグリーンの右側ラフへ。4打目をピンに寄せようと思ったが再び悪夢のシャンク。結局5オン2パットのダブルボギー。このところシャンクにはご無沙汰だったのになぜ大事なトーナメントで2ホール続けて出るのかと悔やむがすべて自分が悪いので文句も言えない。15番以降はボギー、ボギー、パー、パーで後半は48でフィニッシュ。他の参加者も色々あったようで終わってみると幸運にも2nd Best Net。3月のMarch Madnessに続き再び賞金にありつけた。

今朝の5kmレースは娘と一緒に参加した。車で走ると平らに見えるコースだが走ってみるとアップダウンはある。でもマーサーアイランド10kmレースほどではない。目標は29分でフィニッシュすることだったが自分のストップウォッチでは29分59秒、あまり速くない。しかし10kmレースに較べるとずっと楽だ。最近は週2回走る7.5kmでも最後の頃は少しくたびれてきているので、来年のマーサーアイランドのレースは5kmにしようか、とも思う。まだ11ヶ月あるから様子を見て決めよう。
#スポーツ

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ワイルドチェリー

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ワイルドチェリー
約3年前にわがやのバックヤードの木を切ったことは2009年8月のブログルに書いた。たくさんに枝分れしたマドロナの老木や背の高いカナディアンメープルなどを何本も切ったことにより、バックヤードの日当たりとガラス張りのサンルームの景色が格段に良くなった。

そのおかげで翌年の春、わがやの境界のすぐ外にあるワイルドチェリーが見事に咲いているのを楽しむことが出来た。この桜はそめいよしのや枝垂れ桜が終わった後に咲く遅咲きで、日本の桜とは異なり花のもちが良い。背丈は20メートルを超えているが、多分野生の木だろう。この木から生まれたと思われる小さな木が数本わがやのバックヤードに生えている。

このワイルドチェリーが植わっている場所は隣家のガレージの裏側であり、隣家ではおそらく誰も関心を持っていないのだろう。われわれもバックヤードの木を切るまでは視界がさえぎられてこのさくらに気が付かなかった。

今このさくらは満開で毎日われわれの目を楽しませてくれる。
#園芸 #花

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窓の話23『デコラティブウィンドウ』

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窓の話も既に23回目、木製窓の縦かまちと横かまちの木組みやガラス押えの断面形状や格子の種類などまだまだ話題は尽きないが、これらの事項は専門的過ぎてごく一部の人しか関心がないと思われるので、今回デコラティブウィンドウを述べて最終回としたい。

まだ大きな板ガラスの生産が出来なかった中世以前の時代、ガラスの小片を鉛製のケームと呼ばれる溝付きのリムを使ってより大きなガラス板とする技術が発達したが、この技術を利用して赤、青、緑、白などさまざまなカラーのガラス小片を組み合わせることによりステンドグラスが生み出された。ステンドグラスの技術は特に中世のフランスで発展を遂げ、ゴシック様式のキリスト教寺院では建築技術が進化したことにより窓の大型化が進んだことと相まって、宗教的なステンドグラスが多く採用された。現代でも欧米ではステンドグラスに対する憧れは強く、アメリカの地方にある教会でもステンドグラスは珍しくない。

住宅でもはめ殺しのあかりとり窓などにステンドグラスを使用することがある。以前は単なる1枚のステンドグラスを窓枠にはめるだけだったが、冬の寒さが厳しい地域ではステンドグラスの窓でも建築基準法により高断熱が要求されるため、断熱性の高いペアガラスのエアスペースにステンドグラスを取付けたものが使用される。

図案をさまざまなカラーで形づくったステンドグラスではなく、ケームを使用して面取りした透明ガラスや色々な模様入りガラスを幾何学的に組み合わせた窓も住宅に使われる。カラーガラスを全くもしくはごく一部しか使用しないデコラティブガラスは外の景色がまるで絵画のように見え、また外のあかりが室内に十分に取り入れられるので、リビングルームやベッドルームなどにも使用されることがある。

アメリカの高級木製窓メーカーは、添付の写真に示したような上部のとがったゴチックヘッドやハーフラウンドの窓にデコラティブグラスをはめた固定窓や可動窓を標準モデルとしてお値ごろな価格で販売している。

窓の話2『窓の役割』で述べたように、ローマ帝国時代にヴィトリヴィウスによって著された建築の理論書である「建築論考」によれば、建築には用・強・美を兼ね備えることが必須であり、その中の美を究めるのに中世はもちろん近代建築でも窓は重要な要素として扱われている。アメリカで窓を扱ってきたくまごろうは、窓のデザインを生かしたアメリカの美しい住宅をたくさん見てきたが、それに較べて日本の住宅における窓の役割はいろいろな事情があるにせよまだ十分ではないように思われる。住宅を建築する際には、最も重要な建具のひとつである窓については単に建築士や工務店に任せるのではなく、これまでに窓の話で述べた断熱・遮熱性能、構造強度、水密・気密性能、耐久性に加え、窓そのもののデザインや美しさまで十分に考慮して窓を選定してもらいたい、と願ってやまない。
#PC #テクノロジー #ネット

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満開の桜

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満開の桜
この1週間、雨の日も少なくなかったがそれほど強い降りではなく、にわか雨なので日差しもあった上、幸いなことに風も強くなかったのでわがやのさくらは今日、無事に満開を迎えることが出来た。昨年は4月8日、2010年は3月15日、2009年は4月11日が満開の日だったので、2010年を除けば平年並みと言えよう。

わがやはS字型にカーブしたやや急な下り坂の途中にあるため、坂のかなり上の方からわがやのそめいよしのの上品な桜色が望める。3軒上の家にはチャイニーズチェリーの濃い桃色がにぎやかだったが既に盛りを過ぎており、この道を下ってくる人々はさぞかしわがやの桜を愛でながら通り過ぎていることだろう。
#園芸 #花

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さくら

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さくら
このところシアトルには次々と前線が通過するため、雨の日が多い。もっとも1日中雨が降っているわけではなく、激しく降ったり小雨になったり、薄日が差したりと目まぐるしく変るのがシアトルの春の天気だ。それにしても3月の雨量は例年よりはるかに多かったそうだ。今日の土曜定例ゴルフも雨が激しく降る中でのラウンドとなったが、19番ホールでビールを飲んでいる頃には結構な日差しとなり、天はわれわれに試練を与えるために激しい雨をふらせたのだろうか、と少しいまいましく思う。

3月23日にはまだ蕾の固いわがやのそめいよしのであったが、連日の雨にもかかわらず春の息吹きを感じてかすこしづつ蕾がゆるみ、今日の午後には10輪以上が開花している。だからわがやのそめいよしのについて今日、開花宣言をせねばならない。

天気予報ではこれからの1週間も雨の多い日が続くようだが、このそめいよしのはそのような逆境の中で満開に近づいてゆくのだ。来週の週末には満開となるだろう。
#園芸 #花

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マーサーアイランド10キロレース

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今年も無事マーサーアイランド10キロランを完走した。

今日は晴天、スタート時の気温は5℃で少し寒いが走るには悪くないコンディションだ。雨降りでないのがありがたい。

例年のことながらスタート時は張り切っているのでペースが速い。速い人たちに追い越されることも加わってハイペースとなる。1キロ地点を過ぎる頃に最初の疲れが出てくるが、今日はハイペースなのでいつもよりきつい。3キロ地点を過ぎたあたりにウォーターステーションがあるが、ペースを乱すため通過する。2マイル(3.2キロ)地点のタイムは18分少々で悪くない。

3.5キロあたりに最初のきつい上り坂があるが、ハイペースがたたって息が上がりペースが遅くなる。もう少しと自分に言い聞かせ、腕の振りに集中して何とか登りきる。その先は下りになるので呼吸を整えペースを上げて距離を稼ぐ。

3マイル(4.8キロ)ポストがあるところはマーサーアイランドのパークアンドライドがあるところで見物している人が多い。このあたりは平らなので楽に走れる。先刻の登りで苦しんだことはすっかり忘れている。5.5キロ付近には二番目の長い上り坂がある。いつものトレーニングの時はきついながらも難なく登れるが、今日は始めのハイペースがたたって足が重い。周囲を見ず、ひたすら数メートル先のトレイルだけを見てiPodの音楽に集中し走り続ける。この登りがいつになく長く感じられるのは、自分が少しへばっている証拠だろう。

6キロ地点で長い登りは終わり、下り坂になる。洋子さんが応援してくれるので少し力がわいてくる。4マイル(6.4キロ)ポストのウォーターステーションで水を受取って少し飲む。今日は何故か喉がからからだ。朝食のハムエッグに塩を少しかけすぎたせいだろうか。水を飲むために数秒失ったが残りを走りきるためにはやむを得ない投資だと納得する。

長い下り坂を元気に走り、坂の下の平地を少し走るといよいよ最難関の長くてきつい登りにさしかかる。一歩また一歩徒歩を進めるが、歩幅は小さくなり、ペースも遅い。このくねくねした登り坂は90号線のフリーウェイのすぐわきを走っているが、車の騒音も耳に入らない。ひたすらトレイルを見つめて足を動かしている。途中で何度か歩こうかとの思いに誘惑されかかったが、歩いたらおしまいだ、遅くてもよいから走り続けろと自らを叱咤激励し、遅いペースながら坂道を走りきる。

坂を登りきると5マイル(8キロ)ポストがあり、ここは4マイルポストとは背中合わせになっている。再び洋子さんの声援を受け、あと1.25マイルと自己を奮い立たせてこの平地からやや下る区間で呼吸を整える。最後の区間は小さなアップダウンが続くが残りわずかなのでそれほど苦にならない。ゴール手前にはちょっときつい登りがあるが、大勢の見物人がいるため、無意識に格好をつけようと思っているのか悪くないペースで走る。最後の登り坂を越えれば目前にフィニッシュラインが見える。

ゴールしてみると手許のストップウォッチでは58分55秒。昨年の1時間1分39秒よりもずっと速く、念願の60分を十分切っている。こんなペースだから今日のレースはきつかったのだ。いつものトレーニングに較べてゴールしてから呼吸が整うまで時間がかかる。

表彰式ではくまごろうのエージグループでは1位。メダルを貰った。
#スポーツ

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さくら

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さくら
今日は天気予報がはずれポカポカした春の陽気、気温もようやく10℃を超えた。陽気に誘われたわけではないが今日の午後、日曜日のマーサーアイランド10キロランに備え、最後の7.5キロコースを走ってトレーニングを行った。どこも痛いところはなく、これなら普通の状態でレースに挑めそうだ。

このところシアトルの街では色々な種類の桜が咲き始めているが、わがやのそめいよしのはまだ蕾が固い。去年のこの桜の開花宣言は3月28日で満開は4月8日、2010年は異常に早く3月4日の開花宣言で3月15日の満開、更に2009年は4月5日の開花宣言に4月11日の満開だった。

この週末は朝は冷え込むものの日中は10℃を越える日が続くとのこと、ならばわがやの桜は週明け頃に開花するだろうか。しかし来週の予報は連日にわか雨。せっかく咲くなら穏やかな晴天にしてあげたい。
#園芸 #花

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窓の話22『カーブした窓と幾何学形状の窓』

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日本では輸入住宅と呼ばれる住宅を除いて現代の窓といえば長方形または正方形のものがほとんどだが、アメリカの木製窓メーカーはそれらに加え、半円形、楕円形、円形、三角形、台形などさまざまな形状の窓を製作している。窓の形状や様式は、建築家がひとつのコンセプトに従って建物をデザインする際に決まってくるものであり、高級木製窓メーカーは建築家の設計上の広範な要求に応えられるよう、多様な窓を揃えている。これら特殊な形状や様式の窓でもペアガラスを用い、断熱や遮熱などの熱的性能や水密製、気密性、構造強度などは一般的な窓に準じている。

ヨーロッパの建築ではローマのコロッセウムや水道橋に見られるように古代ローマの頃から石積みによるアーチ型の造形が取り入れられ、その後ロマネスクやゴシックの教会建築の時代から中世に至るまで上の部分が半円の窓は多く採用されており、19世紀のビクトリアン様式の住宅建築でもこの伝統がしっかりと受け継がれている。そのような影響をいまだに受けているヨーロッパやアメリカの住宅建築では色々な形状の窓が必要になってくる所以である。

カーブした窓のうちもっとも一般的なものはHalf Circleと呼ばれる半円形の窓である。半円形の固定窓の下に長方形のケースメント窓、ダブルハング窓、あるいはスウィングドアを組合せるタイプや、半円部とその下の長方形部が一体となり半円部も開閉するRound Topと呼ばれるケースメント窓などである。また円弧の一部が窓の上縁部をなすSegment Headと呼ばれる窓やドアもしばしば使われる。添付写真の中に示したように、より複雑なカーブした窓やドアも建築家のデザインに応じて製作される。

幾何学形状の窓は三角形、台形、菱形、六角形、八角形など多様であるが、建築家のコンセプトに従ってこれらの窓を採用した建物が特徴ある建築美を備えていることは添付写真で明らかであろう。これらの窓に加え、アメリカの高級木製窓メーカーは楕円形や円形の窓も製作している。

しかし窓は工業製品である。特に高断熱・高遮熱ペアガラスには製作限界や構造強度を考慮した大きさの限界がある。一例を挙げればひとつの窓については一辺の最大長さは約3m、最大面積は約5㎡までとなり、また最小辺は0.3mである。しかし、窓を組合せ、また必要に応じて組合せた窓の間に構造部材を設置することにより添付写真のような建物の壁面いっぱいに窓を取付けることは可能である。窓を多用した建築の設計に際しては、建築家と窓メーカーによる建設地の気象条件や建築基準に関する技術的な検討がきわめて重要である。
#PC #テクノロジー #ネット

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マーサーアイランド10キロラン

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マーサーアイランド10キロラン
3月25日のマーサーアイランド10キロランまで残り2週間を切った。昨年のレース以来週に2回、7.5キロのコースを走ってきた成果が問われる。2月半ばからは週に1回、10キロレースのコースを走っているが、そのタイムは昨年の同じ時期の練習タイムに劣ってはいないが、目標の60分以内には達していない。レース当日は他の走者に引っぱられるせいか、例年練習タイムより少し良いので期待しよう。

今日は10キロのコースを走る予定だったが雨が強く断念した。天気予報では明日もあまり期待出来ないが、雨が弱ければ明日は10キロ走りたい。

例年のことだがレースの前日の土曜日にくまごろうのホームコースでMens March Madnessと呼ばれるゴルフのトーナメントがあり、恒例にしたがってエントリーしている。土曜日に18ホールを歩き、翌日10キロ走るとはわれながら年のわりには元気が良いと思う。
#スポーツ

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ベテルギウスの超新星爆発

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科学の世界ではベテルギウスの超新星爆発の話題で盛り上がっている。

ベテルギウスは冬の星座であるオリオン座のオリオンの右肩にある一等星で、今頃は晴れた夜なら三ツ星のやや左上にあるから簡単に見つけることが出来る。ベテルギウスは恒星としては地球に非常に近く640光年の距離にある。

ベテルギウスは太陽の約20倍の質量を持ち、大きさは半径が太陽の1000倍もあるが、誕生してから既に1000万年水素の核融合を繰り返しており、現在は膨張して表面温度が下がり赤くなる赤色巨星の状態になっている。そのため今後100万年以内に超新星爆発を起こし、ブラックホールとなるか、中性子星になるという。

天の川銀河内での超新星爆発は平安時代の1054年と徳川家康が江戸幕府を開府した翌年の1604年にもあったが、前者は地球から7200光年、後者は13000光年の距離にあり、ベテルギウスはこれらに較べはるかに近い。1604年のケプラーの星の超新星爆発でも木星位の輝きが約1年続いたという記録があるが、ベテルギウスの超新星爆発が起これば昼間でも輝いて見えるそうだ。

超新星爆発の直前に赤色巨星は大量のニュートリノを放出するため、地球上でニュートリノの観測をすれば超新星爆発を予知出来る。そこで活躍するのが1987年に大マゼラン雲で起きた超新星爆発によるニュートリノを検出したことにより小柴博士がノーベル賞を受賞したカミオカンデの後継のスーパーカミオカンデだ。1987年の超新星爆発では超新星が16万光年も離れていたため11個のニュートリノしか検出出来なかったが、ベテルギウスの場合にははるかに多量のニュートリノが観測されるはずだ。超新星爆発によるニュートリノが検出されたら直ちに世界中の天文観測施設に通報され、ベテルギウスを詳細に観測する態勢が既に出来ている。

近頃の宇宙物理学の世界は急速に進歩しており、最新の研究によればニュートリノが観測されて1.5日後にベテルギウスの表面温度が急上昇し、色が赤色から青色に変化する。そして星が急速に輝き出し、3時間後には半月と同等の明るさとなるが、見える星の面積が小さいのでぎらぎらと輝き日中でも眩しく見える。輝きは7日後がピークでその後膨張による温度低下のために色が変化し輝きが減少してゆく。400日もすると昼間には見えなくなり、4年後には夜でも見えなくなる。

もしもベテルギウスが超新星爆発の後にブラックホールになると、ガンマ線バーストを起こし大量のガンマ線が放出される恐れがある。もしも大量のガンマ線が地球に向うと、地球を守っているオゾン層を破壊し太陽の紫外線が地球に降り注ぐため多大な影響があり、かつての超新星爆発ではそのために種の絶滅も起こったが、最近の研究によればベテルギウスのブラックホールから放射されるガンマ線の方向は地球への方向に対し20度ずれているので問題とはならないだろうと予測している。

それにしても宇宙物理学者は気が長い。ベテルギウスの超新星爆発は100万年の間に起こるという。光が届くのに640年もかかるので、もしかしたら既に超新星爆発しているかもしれないし、今から1000年後にもまだ爆発していないかもしれない。
#受験 #外国語 #学校 #教育 #科学

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