マーサーアイランド10キロレース
3月
26日
今日は晴天、スタート時の気温は5℃で少し寒いが走るには悪くないコンディションだ。雨降りでないのがありがたい。
例年のことながらスタート時は張り切っているのでペースが速い。速い人たちに追い越されることも加わってハイペースとなる。1キロ地点を過ぎる頃に最初の疲れが出てくるが、今日はハイペースなのでいつもよりきつい。3キロ地点を過ぎたあたりにウォーターステーションがあるが、ペースを乱すため通過する。2マイル(3.2キロ)地点のタイムは18分少々で悪くない。
3.5キロあたりに最初のきつい上り坂があるが、ハイペースがたたって息が上がりペースが遅くなる。もう少しと自分に言い聞かせ、腕の振りに集中して何とか登りきる。その先は下りになるので呼吸を整えペースを上げて距離を稼ぐ。
3マイル(4.8キロ)ポストがあるところはマーサーアイランドのパークアンドライドがあるところで見物している人が多い。このあたりは平らなので楽に走れる。先刻の登りで苦しんだことはすっかり忘れている。5.5キロ付近には二番目の長い上り坂がある。いつものトレーニングの時はきついながらも難なく登れるが、今日は始めのハイペースがたたって足が重い。周囲を見ず、ひたすら数メートル先のトレイルだけを見てiPodの音楽に集中し走り続ける。この登りがいつになく長く感じられるのは、自分が少しへばっている証拠だろう。
6キロ地点で長い登りは終わり、下り坂になる。洋子さんが応援してくれるので少し力がわいてくる。4マイル(6.4キロ)ポストのウォーターステーションで水を受取って少し飲む。今日は何故か喉がからからだ。朝食のハムエッグに塩を少しかけすぎたせいだろうか。水を飲むために数秒失ったが残りを走りきるためにはやむを得ない投資だと納得する。
長い下り坂を元気に走り、坂の下の平地を少し走るといよいよ最難関の長くてきつい登りにさしかかる。一歩また一歩徒歩を進めるが、歩幅は小さくなり、ペースも遅い。このくねくねした登り坂は90号線のフリーウェイのすぐわきを走っているが、車の騒音も耳に入らない。ひたすらトレイルを見つめて足を動かしている。途中で何度か歩こうかとの思いに誘惑されかかったが、歩いたらおしまいだ、遅くてもよいから走り続けろと自らを叱咤激励し、遅いペースながら坂道を走りきる。
坂を登りきると5マイル(8キロ)ポストがあり、ここは4マイルポストとは背中合わせになっている。再び洋子さんの声援を受け、あと1.25マイルと自己を奮い立たせてこの平地からやや下る区間で呼吸を整える。最後の区間は小さなアップダウンが続くが残りわずかなのでそれほど苦にならない。ゴール手前にはちょっときつい登りがあるが、大勢の見物人がいるため、無意識に格好をつけようと思っているのか悪くないペースで走る。最後の登り坂を越えれば目前にフィニッシュラインが見える。
ゴールしてみると手許のストップウォッチでは58分55秒。昨年の1時間1分39秒よりもずっと速く、念願の60分を十分切っている。こんなペースだから今日のレースはきつかったのだ。いつものトレーニングに較べてゴールしてから呼吸が整うまで時間がかかる。
表彰式ではくまごろうのエージグループでは1位。メダルを貰った。
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投稿日 2012-03-26 09:47
ワオ!と言っているユーザー
投稿日 2012-03-26 21:34
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投稿日 2012-03-30 04:05
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投稿日 2012-03-30 14:46
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